尻羽岬は厚岸から厚岸湾を挟んで反対側にあります。
尻羽岬の看板のある場所までは道がありますので行くことはできますが、岬の先端はさらにそこから500mほど歩いたところにあますので獣道しかなく夏場は藪をかき分けながら行く事になりますので注意が必要になります。
先端部分には周りに木が生えていない事もあって視界の良さは素晴らしく、一面に広がる草原と手前には大黒島、そして見渡すばかりの厚岸湾と断崖絶壁の愛冠岬、波打つ太平洋は見に行く価値があります。
そして、こちらにある帆掛岩には日高から船で逃げてきた源義経主従がここの沖合で猛吹雪に遭い、船は座礁して義経公は崖を登って石像となり船は岩となったという伝説があります。