尾岱沼は目の前に野付半島で囲まれた野付湾が広がっています。野付湾は水深2~5mと非常に浅く、アマモなどの海草が多くて北海シマエビの繁殖地帯となっています。
この浅くて海草の多い漁場をスクリューなどから守る為、尾岱沼の北海シマエビ漁は動力船ではなく三角形の帆が受けます。
潮風だけを推進力とする伝統的な打瀬舟に限定されており、かつ自然環境保護の為、毎年6月中旬~7月下旬と10月中旬~11月中旬の2回しか行われません。
この三角形の帆を張った打瀬舟を用いた北海シマエビの打瀬漁は、そのロマンチックさもあって北海道遺産にも指定されており有名です。
この北海シマエビ漁を見るには別海町観光船パワードリーム号で船の上から見るのがおすすめです。