いずみの森来運公園は清里の町から東側にあります。こちらの公園は斜里岳に積もった雪が数十年の歳月を経て湧き出る湧水で知られていて有名です。
湧出量は毎分5トンにも達し水温は1年を通して6℃前後で保たれています。夏は冷たく冬は凍らない「名水・来運の水」として広く愛飲されておりペットボトルやポリタンクで水を汲んでいく地元の人や遠方から求めてくる人が多いです。
来運という地名はアイヌ語で死んだ川を意味するライクンナイから名付けられました。
この来運地区に湧き出る湧水は来運の水と呼ばれ、この水を飲むと「運が来て良いことや願いごとがかなう」と言われています。とても湧水量が多く水汲み場はポリタンクやペットボトルでも汲みやすいように、パイプの下に4ヶ所開けられた穴から多量の水が垂直に落ちてくるので、ポリタンクを持ち込んでもあっという間に汲み終わるほどです。