ぽぽ260防波堤は網走の町の東の端にある網走港の南防波堤にあります。こちらのぽぽ260防波堤は海に親しむ親水防波堤として1995年に建設され、防波堤の上を散策できるようになっています。東に知床連峰、北に帽子岩・二つ岩を眺望し、夏はさわやかな海、冬は流氷の海を体感できます。
かつては流氷観光砕氷船おーろら号の発着場所だったが、道の駅「流氷街道網走」の完成に伴い発着場所は流氷街道網走に移動し、ぽぽ260防波堤も今では訪れる人もめっきりと減ってしまいました。防波堤は260mの長さがあり、その途中にクジラやオジロワシ、ラッコなどの石碑が展示されています。
遠くに見える二つ岩は、コタンの若者と娘が、神の怒りを鎮めるために海に身を投じ、二つの岩になったという伝説もあり、若い人たちの間ではここで愛を誓うと幸せになれるという話が信じられています。