卯原内サンゴ草群生地は卯原内交通公園から数百m東にある能取湖沿いのサンゴ草の群生地のことです。サンゴ草とは塩分の多い湿地に生える葉のない一年草で、高さは10~20cm、多くの節がある茎が対生し、最初に厚岸湖で見つかったことがはじめです。
正式名は「アッケシ草」と言います。
9月になると赤くなりサンゴのように見えることから通称「サンゴ草」と呼ばれています。卯原内サンゴ草群生地は日本一のサンゴ草群生地とされていることもあって、秋になると能取湖畔一面が、真っ赤な絨毯を敷き詰めたようにサンゴ草で真っ赤に染まる幻想的な景色に変わります。また湖畔には木道が用意され、サンゴ草群生地の中央近くまで行く事ができます。
そして9月末にはサンゴ草祭りも行われます。祭りでは演奏会やホタテ、ツブ貝などの海産物グルメが安価で味わえることもあって、地元住人から遠くからの観光客で大変賑わいます。ベストシーズンは秋です。秋にはぜひとも訪れて日本一と言われるサンゴ草を楽しみたいところです。