ところ遺跡の館はサロマ湖の東の端、栄浦のホテル街の向かいにあります。こちらは国指定史跡「常呂遺跡」の一部を整備し公開しています。
常呂遺跡周辺の森林、出土資料及び郷土資料を保存公開し、教育文化の向上に寄与するために整備されました。こちらの森には4000年~1000年前までの竪穴住居の跡が138個もあり、そのうち9個は当時の竪穴住居を復元し、擦文の村、縄文の村、続縄文の村など、古代の村として屋外展示しています。住居の内部にも入ることが可能です。
ところ遺跡の森の入り口にあるのが常呂町内から出土した旧石器時代からアイヌ文化期までの考古遺物を展示している1993年に建設されたところ遺跡の館。竪穴住居をイメージして円柱状をしています。
内部には町内各遺跡から出土した遺物や住居模型、遺構全体模型などを展示し、中央にあるAVホールでは遺跡紹介のビデオが上映されています。