歴史
安里八幡宮は那覇市安里に位置し「琉球八社」の一つとして明治の近代社格制度では無格社でした。祭神には応神天皇、神功皇后、玉依姫尊が祀られています。第6代琉球国王尚徳王の時代には鬼界島討伐に出陣し、鬼界島へ向かう途中で浮かんできた小鐘を手にし、本懐を遂げた際に神社を建てたのが始まりとされています。1944年に沖縄戦で被災全焼し再建されたのが現在の神社です。
見どころ
安里八幡宮は八幡神を祀り、琉球国の平穏と人々の安寧を願い、様々な祈願が行われます。弓矢八幡としても知られ、武の神様として身体の強健や志の堅固、大願の達成を祈願する場所でもあります。また、スポーツの上達や学力向上、合格祈願など様々な願い事が捧げられます。琉球の歴史と文化に触れ、穏やかな神聖な雰囲気を感じることができる場所です。