三毛別ヒグマ事件復元現場は大正時代に身のたけ2.7メートル、体重380キロの巨大なヒグマが同部落を襲い、9人を殺傷した事件を復元したスポットです。こちらへ行く途中の道は交通量も少なく、復元現場も木が生い茂ったうっそうとした森の中にあり、観光客がほとんどいない事から本物の熊も出没する事もありますから訪れるには注意が必要です。
ちなみに三毛別ヒグマ事件復元現場は冬眠に失敗したヒグマが餌を求めて里に下り、女性を襲って肉を食べた結果、女性の肉の味を覚えたヒグマが開拓農家を次々と襲って女性の肉を食べ、わずか3日間で7名の死者と3名の重傷者を出したという、世界的にも類を見ない悲惨な事件でした。
事件を復元した家屋と、家屋を今にも襲おうとしている巨大なヒグマのレプリカがあります。樹木には熊が付けた爪の跡が生々しく付いています。