陣屋展望台は増毛の町の西の外れ、暑寒別川が日本海に注ぐ河口の西側にあります。もともとこちらは秋田藩が蝦夷地警護のために1856年から元陣屋を設置し200人ほどの衛士が駐在した跡です。海に向かって大砲2門の砲塁を築き見張台や狼煙台があります。
駐車場脇の高台に標柱と大砲のレプリカが設置されています。 また見晴らしが良い事から夕陽のスポットとして人気です。
陣屋展望台のあるところの標高はそれほど高くありません。しかし海に面した高台ですから眺めはよく、目の前に広がる日本海はもちろんの事、右には暑寒別川と対岸に暑寒海水浴場キャンプ場やその奥に増毛の町並み、そして後背には暑寒別岳が見え日本海に沈む夕陽の名所として親しまれています。