オムサロ遺跡公園はオムシャリ沼と渚滑川に挟まれた丘陵地帯に残る遺跡です。紋別の町から7kmほど北西の国道238号線沿いにオムサロ原生花園がありこのオムサロ原生花園の国道を挟んだ内陸側の海岸段丘上にあるのがオムサロ遺跡公園です。
縄文、続縄文、オホーツク、そして擦文時代までの約1万年間にわたる集落跡が、途切れることなく残っています。A遺跡60個、B遺跡57個、C遺跡91個、計208個で構成されています。
現在は遺跡公園として整備され、約1000年前の擦文時代の住居と住居跡を復元展示。擦文の家は、カマドのある四角い形の穴が特長的です。
出土した土器や道具は、公園入り口にある簡易展示室で見られるほか、紋別市立博物館に展示されています。高台にある公園内には展望台もあり国道238号線越しにオムサロ原生花園やオホーツク海を眺める事ができます。