紋別市立博物館は市民の教育及び学術文化の振興と地域の活性化に寄与するため紋別の現代と過去の形を洗練された展示で紹介する市立博物館として2002年に開館しました。
紋別市立博物館は紋別の中心産業である漁業の開拓を紹介する「ハマ」では、鰊番屋である旧高野番屋を再現し、当時の漁具や道具も数多く展示され、天井に吊された船から網を仕掛ける様子を再現した模型や映像資料などで漁の方法を学ぶこともできます。
旧石器時代から現代に続く歴史を描く「オカ」ではコムケ湖岸遺跡などから発掘された石器や土器のほか、縄文時代やアイヌの人々の生活をジオラマで表現しています。
砂金・鉱石・金などの地下資源を紹介する「ヤマ」では鴻之舞金山のツルハシやトロッコを使った採掘の様子を再現しています。展示室併せてすべて無料というのも特徴的です。紋別市立博物館まちなか芸術館という分館もあり、こちらも無料で公開しています。