北見ハッカ記念館では戦前世界のハッカの約7割を生産していたという北見ハッカの歴史を伝えたり、北見市の特産品であるハッカの歴史を紹介する資料や蒸溜機などを展示しています。農家から集めた取卸油を二次加工するための環境と、ハッカの買取価格の安定などの諸問題解決も含め、その指揮をとる格好で、農民その他の関係者の要望に応え建設に踏み切ったものでした。建設には道庁も大きく関わり、その関係者全ての作業は急ピッチで進められながら、僅か1年という短期間で試験運転までこぎつけ、その直後から世界に誇る「北見薄荷工場」として、フル稼動のスタートを切りました。
乾燥ハッカの標本や、世界中のハッカ製品など様々な資料が展示されています。隣接する蒸留館では、蒸溜実演のコーナー(4月下旬〜10月)や、ハッカ製品を販売する売店も併設。
ハッカ記念館前のハーブガーデンでは、和種ハッカ・洋種ハッカ・多種のハーブが楽しめます。