札幌市交通資料館では札幌の発展と共に移り変わっていった札幌市営交通の歴史を今に伝える資料館として役立てられています。
札幌市で活躍した歴代の電車やバスの車両、部品、制服、乗車券など1,000点近い資料を展示しています。中でも市電や地下鉄の縮尺模型は、実物のマスコン(ハンドル)を使用しての操作体験を楽しめることで人気があります。
また、地下鉄運転席部分の廃車部品を利用して再現した実物大模型では、実際の運転席に座っているかのようなリアルな体験ができます。
他にも、1950〜70年代頃の市電が通っていた街並みや、今では全く見られない「花電車」など、少し昔の札幌が記録されている写真を展示し乗り物の推移を通じて、札幌の発展を体感できる施設として人気があります。