串間神社は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)=山幸彦(やまさちひこ)をご祭神としています。
元々は彦火火出見尊を主祭神として外に十二柱の神々を祀るところから、合わせて『十三所大名神』と称していました。
創建年月は不詳ですが、永禄六年(1563年)には『十三所大名神』として合祀されていたという記録が残されています。
また、秋月氏が藩主となった1587年頃からは、五穀豊穣の祈願所となった神社です。例祭は「春祭り」と「秋の例大祭」があります。JR日南線の日向北方駅から北に向かって徒歩7分ほど。道もわかりやすいです。社殿は比較的新しく、コンパクトな造りですが、その社殿を護るようにそびえ立っている杉の古木は、実に見事で歴史を感じる事でしょう。