鵜戸神宮は宮崎県日南市にある神社です。旧社格は官幣大社で、現在神社本庁の別表神社に指定されています。鵜戸神宮は地元では「鵜戸さん」と親しみを込めて呼ばれる宮崎県南で最も有名な神社です。
日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊を主祭神とし、相殿に大日孁貴以下の皇祖神と神武天皇を祀っています。主祭神降誕の地とされ、縁結び・夫婦和合・子授け・安産などの信仰を集めています。また境内には主祭神の陵墓とされる古墳もあります。
太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある洞窟の中に、朱塗りの色鮮やかな御本殿がご鎮座する珍しいです。岬のまわりには奇岩、怪礁が連なり太平洋の荒波が打ち寄せて、美しい景勝地です。
また、男性は左手、女性は右手で願いを込めながら運玉を投げ、亀石と呼ばれる岩の枡形に入れれば願いが叶うといわれています。