冠嶽園は、頂峰院跡地に、方士徐福を顕彰するとともに、徐福の故郷中国との友好交流の願いを込めて作庭されました。(平成4年4月開園)庭園の様式は「自然式山水庭園」で、池泉回遊式の形態をとっています。冠嶽園は、頂峯院跡地に薬草の宝庫でもある山岳仏教の名山「冠嶽」の縮景と、その名の由来である「方士徐福」の伝承を顕現するとともに、徐福の故郷中国との友好交流の願いを込めて作庭されました。
中国では、「江南の庭園は天下一、蘇州の庭園は江南一」といわれ、明代、清代に多く造られた中国庭園のメッカである蘇州近傍の庭園の形をモデルとしています。きちんと手入れが行き届き、計算された建物と庭の配置にうっとりすること間違い無しです。