肝付家は、文禄4年以降、270年あまりにわたって喜入を治めてきた一族です。
この墓地は五段からなり、肝付家12代のうち、3代から11代までの領主をはじめ、一族の墓があります。
明治維新に際して薩摩藩家老として、また西郷隆盛・大久保利通らの上司として活躍した小松帯刀の父の墓もあります。
小松帯刀の生家である肝付家の領地は喜入でした、そして現在もそのお仮屋跡(現喜入小学校)を中心に麓と呼ばれる武士の居住区を偲ばせる雰囲気が残っています。
また少し離れた旧麓地区には肝付家歴代の墓地があり、尚五郎の実父・肝付兼善の墓も並んでいます。他にも伊牟田尚平ゆかりの地です。肝付家御仮屋跡・肝付家歴代の墓地・伊牟田尚平誕生地&墓地など見所が集まっています。