えびの高原は標高は約1,200mあり、宮崎県えびの市の南東部に位置します。狭義のえびの高原は韓国岳北西斜面に広がる面積約0.8平方キロメートルのなだらかな火山性扇状地を指します。えびの高原では原登山や池めぐりなどトレッキングを楽しむことができます。また、初夏のミヤマキリシマ(ツツジ)、秋の紅葉の美しさは格別です。九州最高地の温泉郷で、ホテル、キャンプ村などもあります。
トレッキングスポットとしても人気の高い韓国岳や甑岳をはじめ大小さまざまな山々がすそ野を広げる高原内には不動池、六観音御池、白紫池などの火山湖が点在します。えびの高原では春から初夏にかけては世界中でここだけに自生する天然記念物のノカイドウや霧島を代表するミヤマキリシマ、その後にも大山レンゲ、夏つばきなどが見られ、秋には鮮やかな紅葉で彩られ1年を通して楽しむことができます。