美ヶ原温泉は松本市の郊外、標高800mの山麓に温泉街広がっています。こちらの温泉街は歴史があり、古くからの町並みが残り22件の宿があるのが特徴です。遠く奈良時代初めにまでさかのぼります。この町並みは「松本市景観百選」にも選ばれています。時の天武天皇が「束間の温湯」に行幸せんと、三野王に信濃の国の地形図を献上させた旨が
「日本書紀」に記されていますが、この「束間の温湯」こそが、今の美ヶ原温泉です。昭和三十年代には現在の「美ヶ原温泉」となりましたが、今でも「白糸の湯」「御殿の湯」などと呼ばれ親しまれ続けている歴史的由緒ある、落ちついた雰囲気の湯の里です。
共同浴場は現在1件で「白糸の湯」が存在します。山々に囲まれた静かな温泉郷として親しまれている。泉質は単純泉。温度は42℃~45℃。