龍禅寺三仏堂は国指定重要文化財です。釈迦、弥陀、弥勒の3尊像が祭られているところから三仏堂と名付けらました。三代将軍徳川家光から寺領19石の朱印状を賜っています。三仏堂が指定されています。龍禅寺三仏堂は中世における当地方の寺院建築の特徴を伝える遺構として大変貴重なものとされています。龍禅寺三仏堂には正面三間、側面三間で左右と背面に裳階が付いています。華美な彫刻や極彩色などは用いず質実剛健的な重厚な印象を受けます。
龍禅寺三仏堂の屋根は寄棟造りで茅葺きです。内部は外陣と内陣に分かれ、内陣には禅宗様の須弥壇が置かれ、三仏堂の名称の由来ともなった釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩の三体の仏像が安置されています。