歴史
弥生美術館は、1984年に弁護士・鹿野琢見によって創設されました。その発端は、鹿野が少年時代に感銘を受けた大正〜昭和初期の挿絵画家、高畠華宵の作品「さらば故郷!」にあります。この感動がきっかけとなり、鹿野は華宵のコレクションを一般に公開するために美術館の設立を志し、1984年に実現させました。
見どころ
美術館では、明治末から戦後にかけて活躍した挿絵画家を含む、挿絵や雑誌、漫画、付録などの出版美術に焦点を当てた企画展が年4回開催されています。また、古き良き大正ロマン・昭和モダンの世界にひたれるよう、常設展示として高畠華宵の作品も鑑賞できます。美術館内にはカフェ「港や」も併設され、美術と共に寛ぎのひとときを楽しむことができます。