広島県、ばらのまち福山市に位置する『福山市ばら公園』は、敷地面積約1万5000平方mの園内に、ばら280種、5,500本が植えられている市民の憩いの場として親しまれている公園。
この地域は1945年8月8日の福山大空襲が行われた場所として知られ、戦後「戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」という想いから地域の人達が、ばらの苗約1,000本を植え付けたのが、ばら公園のはじまり。
それから年月が過ぎ2006年に大阪で開催された世界バラ会連合主催による世界バラ会議で、日本国内2例目の優秀ガーデン賞に選定されるまでになりました。
またばらが見頃になる5月には、ローズコンサート、バラコンテストなど各種イベントが催される「福山ばら祭」を開催。地域の人だけでなく県外から多くの人が訪れる人気の祭りとなっている。