天明年間(1781~88) 白隠四天王のひとり斯経禅師によって臨済宗最初の禅道場として開創、南山焼の浅井周斎(1720~1800)らの寄附を得て寺様が整えられました。
臨済宗妙心寺派のお寺で、本尊は釈迦如来を安置しています。
いまも禅僧、研修者の修行道場として開かれています。
円福寺には重要文化財にも指定されている日本最古で三大達磨の1つといわれる「達磨大師座像」があり、「だるま寺」とも呼ばれています。
達磨像は鎌倉時代の木像で大和国達磨寺から八幡に移り石清水八幡宮社務田中家に秘蔵されていたもので、文化4年(1807)妙心寺海門和尚が譲り受け当寺に安置されました。
普段は山門から中には入れませんが、
毎年4月20日と10月20日の万人講には、達磨像が開帳され、精進料理をいただくこともできます。