女島は長崎県五島列島、福江島から南西に80キロの沖にある男女群島のなかの一つの島です。
女島灯台は女島の南端、屏風ヶ浦の、100mあまりの断壁の上に建てられました。
大正14年(1925年)6月2日に着工し、昭和2年(1927年)7月8日完成、12月に灯火。
コンクリート造りで、光度は3,600カンデラ、光達距離は約21.2キロです。
昭和2年(1927年)12月に、最初の公衆電報取扱いの電信局がおかれ、無線方位信号所が設置、昭和31年(1956年)には船舶気象通報業務が加えられました。その後、電信局と無線方位信号所は廃止されました。
現在はここで観測される気象データを気象庁に送るのみとなっています。
2006年11月12日より自動化、2006年12月5日から無人灯台となりました。