広島県尾道市の瀬戸内海芸予諸島のひとつ高根島の崖上に立つ塔4.85 m (地上 - 塔頂)灯火標高 45.32 m を誇る(平均海面 - 灯火)『高根島灯台』は1897年(明治27年)5月15日に初点灯。中国地方の沿岸航路用に建設された芸予諸島9灯台の一つ。
初点灯後、1913年(明治43年)4月に、灯台の機能を停止、潮流信号塔に変更→1953年(昭和28年)9月電化して灯台業務を再開→1959年(昭和34年)3月に自動化→1993年(平成5年)3月に改装という経緯にいたる。
施設は当時の状態を良く残している石造りの灯台として大変貴重なことから日本の灯台50選に選定。白一色の堂々たる風貌を持つ灯台からは筆影山、因島、大三島など目前に大パノラマを望むことができ多くの人が県内だけでなく全国から訪れる観光名所になっている。