歴史
妻籠郵便局は、明治4年(1871)から現在までの郵便の変遷を伝える郵便史料館を併設した木造建築。日本で唯一、黒いポストが当時の姿を模して設置されており、昭和53年に復元されました。島崎藤村の小説「夜明け前」にも登場し、歴史的な背景を持つ郵便局です。また、妻籠郵便局には史料館があり、中には日本最初の切手や郵便マーク以前のマーク、島崎藤村の実兄や姪の書簡など約270点の展示があります。
見どころ
妻籠郵便局の特徴であるひのき笠やはっぴをまとった郵便屋さんが、宿場内で歩いて郵便配達の様子を再現しています。訪れた郵便物にはオリジナルの消印が押され、当時の雰囲気が楽しめます。郵便史料館内の模型や展示物を通じて、郵便の歴史や役割に触れられる場所として、多くの人々に親しまれています。