歴史
須原宿は、江戸時代の中山道に位置する古い宿場町です。初めは現在の場所より南にありましたが、1715年の木曽川の洪水で流され、再建されたのは今の場所です。宿場の中心には本陣と脇本陣があり、今もその趣が残っています。幸田露伴の小説「風流仏」の舞台としても知られています。
見どころ
須原宿の街並みは、江戸時代の宿場町の趣を色濃く残しています。格子戸や用水路など、当時の面影を感じることができます。特に用水路は、街全体の防火にも役立ちました。また、丸太をくり抜いた「水舟」は昔ながらの風情を漂わせ、その改修が地元住民によって行われています。