歴史
木曽平沢は、長野県塩尻市に位置する漆器の名産地で、江戸時代から続く歴史的な家並みは、中山道で最も著名な木曽漆器の生産地として栄え、全国初の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。江戸時代に発展した漆器業に合わせて、時代ごとの建築様式が取り入れられてきました。
見どころ
木曾平沢の漆器町並みは、奈良井宿の在郷として形成され、中山道に沿って発展してきました。主屋には出梁造をはじめとする異なる時代の建物が軒を連ね、短冊状に地割された敷地には漆器製造のための塗蔵や付属屋が配置されています。漆器職人たちが伝統的な手法で木曽漆器を生産し続けており、その独自の文化と歴史が今も息づいています。