長野県内でも有数の避暑地として知られる蓼科高原にあり、茅野市出身であり名誉市民でもある彫刻界の巨匠、「矢崎虎夫」氏の作品をメインに展示した美術館です。
平成3年にピラタス蓼科ロープウェイに隣接して創立されました。
北八ヶ岳山麓という立地条件を生かし、自然との調和をテーマに「自然の聞こえる贅沢な時間、空間作り」を目指している美術館です。
展示されている作品は、彫刻がメインで、どの作品も力強さと生命力に溢れています。
矢崎虎夫の初期から晩年にいたる仏教彫刻98点と、水彩画12点を収蔵しており、うち約90点を常設展示しています。
彫像の素材はブロンズや木、樹脂などで大胆かつ力強い作風が特徴です。
代表作の『雲水群像』[うんすいぐんぞう]や『托鉢』をはじめ、初期から晩年までの彫刻や水墨画を展示しています。
ラウンドバス乗車の方には割引があります。