湯治湯として有名な鹿教湯温泉にある歩行者専用の木造橋で、趣のある屋根付きの橋は日本のマディソン郡の橋とも呼ばれます。
この橋をわたり石段を登ると日本三大文殊の一つ文殊堂が姿を現します。
すぐそばには薬師堂もあるため、現世と神の世とを結ぶ橋としても親しまれています。
若葉の春、新緑の夏、紅葉の秋、雪化粧の冬と自然との調和している姿は感動的な美があります。
五台橋の周辺には楓の木がたくさんあり、紅葉の時期は見事な眺めになります。
また、冬には五台橋や文殊堂周辺に200個ほどの氷灯ろうが飾られ、静かで幻想的な空間を楽しむことができます。
鹿教湯温泉の冬の風物詩ともなっています。
なお、鹿教湯温泉は環境庁指定の国民保養温泉に指定され、多くの湯治客に愛されている温泉地です。