万物を生成させる生島神と、万物に満足を与える足島神を祀る信濃の古社。
生島神は生国魂大神、足島神は足国魂大神とも称され、共に日本全体の国の御霊として奉祀され、太古より日本総鎮守と仰がれる極めて古い由緒を持つ大神です。
池に囲まれた神島に鎮座する本殿の内殿には床板がなく、土間の大地そのものが御神体とされています。
武田信玄の\"戦勝願状と社領安堵状\"や真田昌幸をはじめとした願文・朱印状十一通と、部下の武将たちに忠誠を誓った\"起請文\"八十三通、計九十四通の古文書が残されており、国の重要文化財に指定されています。
回り舞台の装置を備えた歌舞伎舞台、摂社の諏訪神社社殿は長野県宝に指定されています。
諏訪神社脇の夫婦欅は、良縁子宝・安産子育・夫婦円満の御神徳があります。