長野県千曲市森・倉科地区にある一目十万本と謳われる
『あんずの里』。観光名所としても有名。平成13年度に
旧・更埴市《杏の生産量日本一》になっています。
『あんずの里』の始まりは、元禄時代に伊予宇和島藩主
《伊達宗利》の娘《豊姫》が第三代松代藩主《真田幸道》
に嫁いだ際に故郷を偲ぶ品として《あんずの種子》を
持参したのが始まりと伝えられています。またあんずは
、咳止め薬として効果があると信じられており、松代藩
が栽培を奨励したため今現在まであんずの生産が盛んに
なったようです。
里近くにある《上平展望台》に登り『あんずの里』を見
渡すと、薄桃色に染まるとても絶景な景色が見られます
。また6月下旬~7月中旬に各農園であんず狩りを開催。
多くの人が訪れる人気スポットとなります。