野崎島は長崎県五島列島の北東部に位置する島で南北6km、東西1.6kmで南北に細長い形となっています。
旧石器時代から戦国時代の遺跡が出土しています。
江戸時代には、平戸藩領であった野崎島に大村藩領から逃れてきた潜伏キリシタンが一時移住、その後明治時代に信仰の自由が認められ帰島しました。
1950年代中頃まで3集落650人ほどが暮らしていましたが、現在は集団離村により1世帯1人の常住者が記録されているだけで、ほぼ無人島となっています。
島には旧野崎小中学校の校舎を利用した宿泊施設「野崎島自然学塾村」があり、ガイドツアーや体験ツアーなどを楽しむことができます。
北部にある沖ノ神島神社周辺には原生林が残っており、また島には野生の鹿400頭が生息しています。