長崎県五島市の福江島にある堂崎天主堂は日本二十六聖人の一人である、五島出身の二十六聖殉教者を記念して建立。
天主堂はペルー神父による設計で、野原与吉が施行、鉄川与助が担当し、明治41年(1908年)完成しました。
煉瓦造・ゴシック様式の平屋で、内部は木造、ステンドグラスの模様は椿です。リブ・ヴォールト天井にはイタリアの資材が使われています。
明治時代にカトリック禁教令が解かれた後、五島で最初に司祭が常駐して教会が立てられた土地で、下五島地区カトリック教会の信仰の中心地でした。現在は巡回教会となっています。