五島市玉乃浦にある井持浦教会は教会は、明治28年(1895年)フランス人宣教師アルベルド・ペルー師の指導によって建立されました。
江戸時代末期に大村藩から五島に移り住んだ潜伏キリシタンによって信仰された歴史がある教会です。
建築から92年後の昭和62年(1987年)台風の被害をうけたため取り壊され、翌年コンクリート造りの現教会へ再建されました。
境内にあるルルドはフランスのルルドを模倣したもので、明治24年(1891年)バチカンにルルドの洞窟が再現されたと聞いたペルー神父が五島の信徒に呼びかけて作ったものです。
明治32年(1899年)五島全域の信徒が持ち寄った奇岩、珍岩で、日本で最初のルルドが建設されました。
ルルド参拝者のための宿泊施設があり長期滞在(自炊)も可能です。