長崎県上西守山町にある諏訪神社は、長崎の総氏神様で、諏訪大神・森崎大神・住吉大神の三社が祀られています。
弘治元年(1555年)に、長崎織部亮為英が分霊を風頭山の麓に奉祀したのが起源とされています。
戦国時代には、長崎県上西守山町にある諏訪神社はキリスト教徒の支配地となったため、社寺は全て破壊されました。
寛永2年(1625年)に三社は円山に再興され長崎の産土神とされました。
慶安元年(1648年)、徳川幕府により社地を寄進されて社殿を造営、その後火災により焼失した社殿を、明治2年(1869年)に約10年をかけて再建、昭和59年、平成6年と二度の造営を行い現在の社殿が完成しました。
参道の途中には大伴部博麻の碑、狛犬が立てられています、また境内には、玉園稲荷神社、諏訪天満宮、厳島神社、八坂神社などが鎮座しています。