興福寺は寛永9年(1632年)第二代黙子如定禅師が建立、その後大火と暴風で大破したため明治16年(1883年)に再建されました。
第二代黙子如定禅師は日本最古の眼鏡橋を架設しました。
興福寺は浙江省・江蘇省出身の信徒が多いため「南京寺」、「あか寺」とも呼ばれています。
山号は東明山で、黄檗宗の開祖隠元隆琦ゆかりの寺院です。
本堂の大雄宝殿と旧唐人屋敷門は国の重要文化財で、中国工匠による中国建築です。
その形式は重曹切妻造りで内外装は中国明清風、中国南方建築の氷裂式組子の丸窓、黄檗天井、大棟上の瓢瓶がみられます。