長崎県長崎市にある『埋蔵資料館』は、明治20年後半に建
造された7棟の洋風住宅を復元。市指定有形文化財に指定
されている「東山手洋風住宅群(7棟)」のうちの一つを
活用している資料館。
建物は、内外の意匠・仕上げが質素。社宅又は賃貸住宅と
して建造されたと推測。これは全国的に類がなく貴重なも
のと評価が高い。
館内には、古写真147枚を90点のパネルにして展示。幕末
から明治期の長崎の外国人居留地と市街地の特徴がわかる
内容となっている。また日本における写真の開祖のひとり
である《上野彦馬》資料や偉業を紹介。他にも江戸時代の
近世遺跡から出土した資料など、貴重なものが惜しみなく
展示されています。